本記事では、出前館配達員を自転車で稼働したい方に向けて、基礎的な知識を全て詰め込みました。
主な内容は、下記3つの紹介となっております。
- 自転車で配達するために必要なもの
- 自転車で配達するメリットとデメリット
- 自転車の登録方法
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出前館業務委託配達員は「自転車」で稼働できる
出前館の業務委託配達員は、自宅にある自転車で稼働できます。
出前館のアルバイトだと出前館専用の自転車が支給されますが、業務委託配達員の場合は専用の自転車でなくてもOK。
ママチャリでも電動自転車でもロードバイクでも配達ができます。
また、自宅に自転車がない人もレンタルサイクルで配達を行えるのが嬉しいポイント。ドコモ・バイクシェアやHELLO CYCLINGなど23区内で利用可能なレンタルサイクルは増えています。
そのため、電車で都心まで出てきてからレンタルサイクルで配達もできるので効率よく稼げます。
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出前館は自転車で稼働するためには保険加入が必須
出前館の配達員はどの車両でも保険への加入が必須になります。もちろん自転車での配達も保険加入は義務。
出前館では任意保険の加入が義務ですが、事故を起こした場合の補償が何も無いわけではありません。
下記に記載した補償は、出前館に登録すると付帯されるものになります。
補償/見舞金内容 | 出前館からの補償 |
損害賠償責任補償 | なし |
医療見舞金 | 最大25万円 |
死亡見舞金 | 1,200万円 |
後遺障害見舞金 | 最大1,200万円 |
入院見舞金 | 7,500円/日 |
ただし、「損害賠償責任補償」が「なし」と記載されている点にご注目ください。
「損害賠償責任補償」とは、事故を起こした際、相手の車や自転車、歩行者に怪我をさせてしまった際に支払われる補償を指します。
そのため、出前館が推奨している任意保険の内容は以下の3つ。
- 対人無制限
- 対物1,000万円以上
- 業務中に適用される任意保険
このような保険に加入したら、保険の証書を出前館側に提出します。
自転車で出前館の配達員をすると報酬はいくらか
配達エリア | 基本報酬/1件 |
東京都 | 600円(税込) |
神奈川県 | 600円(税込) |
千葉県 | 600円(税込) |
埼玉県 | 600円(税込) |
沖縄県 | 550円(税込) |
上記以外の都道府県 | 550円(税込) |
東京都だと1件配達すれば、基本報酬は最低600円。
首都圏以外でも1件あたり最低550円と決められています。これは自転車でもバイクでも同じ金額になっています。
そのため、1時間の配達件数を増やすことを考えるのが鉄則。
自転車の場合は、狭い道も入れますし小回りが効くので運転もしやすいです。この運転のしやすさが、都心部などでは有利に働きます。
また、距離によって報酬が変わりますが、自転車の場合は短い距離の配達を多くこなすことで報酬アップにつながります。
自転車で出前館配達員をすると時給いくらか
出前館の配達を東京都内で自転車で行うと、時給1,200円〜1,800円程度でしょう。
東京都内で出前館の配達をした場合、1時間あたり2件〜3件ほど配達するのが一般的です。
1件の配達料が600円だとした場合、2件配達して1,200円になりますし、3件配達できたら1,800円になります。
ここに距離の報酬を含めて考えると、時給が2,000円を超えることも珍しくありません。
ただし、一般的な自転車配達員の平均を考えると、時給1,200円〜1,800円と言ったところでしょう。
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出前館業務委託配達員が「自転車」で稼働する3つのメリット
メリット1.維持費がかからない
バイクや車だと維持費がかかってしまいますが、自転車には維持費がほとんどかかりません。
自転車にかかる維持費は、消耗品代くらいでしょう。バイクや車はガソリンがかかりますし、駐車場代や税金などもかかってきます。
一般的にバイクの方が自転車よりも稼げますが、ガソリン代や税金などに稼いだお金が飛んでいくと考えると、自転車の方が利益は大きくなるかもしれません。
メリット2.近い距離はバイクよりも有利
近い距離の配達ならバイクよりも早く届けられる可能性が高く有利です。
特に、東京都周辺の地域は短い距離に届けることが多いです。3km以上の距離の配達はかなり珍しいです。
また、細い路地や人通りが多いためバイクよりも小回りの効く自転車は運転しやすいことも手伝い、バイクよりも効率よく稼げます。
逆に、2kmを超えるような長距離を配達する場合は、バイクの方が有利になります。自転車では体力を使うので長距離の配達を繰り返していると、長時間働けなくなってしまうのがデメリットです。
メリット3.体力がつきダイエットにもなる
筆者が大きなメリットと考えているのが、ダイエットになることです。
正直、出前館の配達員は自転車を漕ぎ続けなければならないため、非常にきついです。1日4〜5時間も自転車を漕ぎ続けることは難しいと考えてください。
しかし、続けているうちに5時間でも難なく行えますし、8時間でも働けるようになります。体力はガッツリと付きますし、何よりも体重がびっくりするほど落ちます。
私は一時期ダイエット感覚で配達員をしていたこともあるほどです。確実に痩せられますし体力がつく上、報酬ももらえると考えると最高の仕事かもしれませんね。
出前館業務委託配達員が「自転車」で稼働する3つのデメリット
デメリット1.お尻が痛くなる
自転車に長時間乗っているとお尻が痛くなりますよね。
出前館の配達員をしているとお尻が痛くなりすぎて、日常生活に支障をきたすレベルになることがあります。お尻が痛すぎて椅子に座ってられなくなってしまうのです。
そのため、サドルカバーなどをつけて配達するのがおすすめです。お尻が痛くなることには違いありませんが、痛みが少しは軽減されます。
デメリット2.天候に左右される
自転車で配達をしたくないと思う時は、雨や風が強いときです。
自転車は雨や風の影響を強く受けますし、運転も危なくなります。雨が降っているとマンホールの上は滑りやすくなりますし、視界も悪くなります。
悪天候の場合は、屋根付きのバイクが羨ましくなりますね。ただ、雨や風が強い時は配達員も少なくなるため稼ぎ時です。
配達は大変でも報酬が多くなるなら、少しくらいの雨は気にならなくなるでしょう。
デメリット3.長距離配達がきつい
自転車配達の最大のデメリットが長距離配達がとにかくきついことです。
距離を把握せずに案件をタップしてしまったら、とにかくテンションが下がります。
感覚的には2km以上で、普通にしんどさを感じます。3kmを超えると嫌になるレベルです。
また、地域によっては坂道が激しいこともあります。坂道は本当に体力を削られます。ダイエットするには良いかもしれませんが、地域や道をしっかりと見極めて配達しないと長時間配達できなくなります。
出前館業務委託配達員の「自転車」の登録方法
登録方法と始め方の流れ
- 配達員の登録説明会に公式サイトから応募する
- 登録に必要な個人情報を入力する
- 必要書類をアップロードして本登録を行う
- 事前研修動画の視聴と理解度チェックテストを受講する
- アプリのログインIDとパスワードを受け取る
- 配達業務をスタート
出前館の業務委託配達員になるには、登録説明会に参加してから個人情報などをアップします。
流れに沿っていけば簡単に登録できます。
ただ、自転車で配達する場合は、必要書類のアップロードするときに「任意保険証書」を提出する必要があります。任意保険証書がなければ、自転車での配達ができません。