Uber Eats配達員をやっているなら、今すぐにでも開業届を出すべきです。
開業届を出すことによって、最大65万円の控除を受けられる可能性があります。
この記事では、
- Uber Eats配達員が開業届を出すべき理由
- Uber Eats配達員が開業届を出すメリットとデメリット
などについて紹介していきます。
私も配達員として開業届を出すべきか迷ったことがありましたが、節税できると聞いてすぐに開業届を出しました。
5万円稼ぐのに数日かかりますが、5万円節税するのは書類一枚で出来てしまうのです。
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Uber Eats(ウーバーイーツ)は開業届けを出さない?出すべき?
Uber Eats配達員をやっているなら開業届を出すべき。
専業でやっていても副業でやっていても、基本的には開業届を出した方が良いです。
そもそも開業届とは、新たに事業を開始した時に「私はデリバリーで稼いでるので税金納めます」と税務署に申告する書類になります。
開業届を提出すると、確定申告の時に青色申告ができるようになり、税金を控除できるようになります。
しかも、控除される金額は最大で65万円。専業の場合なら節税される金額は、10万円以上になるでしょう。そのため、開業届は出すべきだと言えますね。
ちなみに、開業届を出していなくても税金は納める必要があります。税金を納めていなければ、脱税となり罰せられますので注意が必要です。
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いつまで?Uber Eats(ウーバーイーツ)で開業届けを出すべきタイミング
Uber Eats配達員が開業届を提出するタイミングは、事業を開始してから1ヶ月以内です。
これは配達員に関わらず、事業を開始してから1ヶ月以内に開業届を提出することが推奨されています。
ただし、開業届を提出しなくても法律上罰せられません。そのため、事業を開始しているなら早めの提出が望ましいです。
1ヶ月以上経っているなら今すぐに提出するのが良いでしょう。提出時期によっては、税金の控除が受けられない可能性があります。
私は6ヶ月以上経過してから開業届を提出しました。そのため、初めての確定申告では青色申告ができずに、税金を多く支払うことになりました。
Uber Eats(ウーバーイーツ)は開業届けを出すデメリット
- 扶養に入れなくなる可能性
- 失業給付を受けられない可能性
1.扶養に入れなくなる可能性
開業届を出すことで、扶養に入れなくなる可能性が出てきます。
そもそも扶養は2つに分けられます。
- 税法上の扶養
- 健康保険上の扶養
税法上の扶養は、年間の所得が103万円を超えると扶養に入れなくなるものです。
これは開業届を出していても出していなくても103万円以上になれば、扶養には入れなくなります。
健康保険上の扶養は、扶養者は保険料を支払わなくても健康保険を受けられる制度です。
実は、この扶養者が開業届を出すことで、自治体によっては健康保険を受けられない可能性が出てきます。
扶養者で開業届を出す場合は、103万円のことや健康保険のことを頭に入れておく必要があります。
2.失業給付を受けられない可能性
開業届を出すことで、失業中に受けられる失業給付が受けられない可能性があります。
特に、会社を辞めてからUber Eatsを始める人は要注意です。失業給付は、再就職する意思と能力がある場合に支払われますが、開業届を出すことで再就職する意思がないとされる可能性があります。
失業給付を受けている方は、開業届を出すタイミングを少し遅らせるなど考えた方がいいかもしれません。
Uber Eats(ウーバーイーツ)は開業届けを出すメリット
- 青色申告で最大65万円控除
- 小規模企業共済に入れる
- 就業している証明となる
- 社会的信用度が増す
1.青色申告で最大65万円控除
開業届と同じタイミングで「青色申告承認申請書」を提出することで、青色申告ができるようになり、最大で65万円の控除ができます。
条件はいろいろありますが、所得金額から最大で65万円控除されるので所得金額が安くなります。
所得が安くなれば、課税される対象の金額が少なくなり税金が安くなるのです。
難しい話ではありますが、専業配達員なら結果的に税金が10万円以上安くなります。
10万円稼ぐのに1週間以上かかりますが、10万円の節税は1枚の書類で完了するのです。
開業届を出さない理由はありません。
2.小規模企業共済に入れる
開業届を提出すると、小規模企業共済に加入できます。
小規模企業共済とは、個人事業主などに退職金給付を行なっている団体です。もちろん、積み立てが必要になりますが、個人事業主でも退職金をもらえるのはありがたい制度ですよね。
小規模企業共済の加入には、さまざまな条件があるためしっかりと確認する必要があります。
詳細は下記の関連記事をご確認ください。
関連記事 小規模企業共済
3.就業している証明となる
開業届を出さずに、Uber Eats配達員で稼いでいても、本当に働いているのかどうか証明するものがありません。
会社員やアルバイトですと、会社が働いていることの証明をしてくれますが、個人事業主は自分で証明しなければならないのです。
働いていることの証明になるのが、開業届の控えになります。
特に、自分の子どもが保育園に入る時は「就労証明書」が必要です。開業届の控えがないと、無職と見なされるかもしれません。
4.社会的信用度が増す
開業届を出すことで社会的信用度は増します。
開業届を出した時にもらえる開業届の控えを持っていることで、クレジットカードの作成や銀行口座の開設などができます。
開業届は、「私は自分で事業を行なってお金を稼いでいます」という証明書と言い換えられるでしょう。しっかりとビジネスを行なっている証明になるのが、開業届のメリットの1つです。