本記事では、出前館配達員を自転車で稼働したい方に向けて、基礎的な知識を全て詰め込みました。
主な内容は、下記3つの紹介となっております。
- 出前館で配達に使える原付やバイクの種類
- 原付やバイクだとどのくらい稼げるのか
- 原付やバイクで運ぶメリットとデメリット
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出前館業務委託配達員が配達可能な「バイク」とは
- 50cc原付・バイク
- 51~125cc以下の原付・バイクおすすめ
- 125cc超のバイク 事業用登録が必要
出前館の業務委託配達員が使えるバイクの中でも、51cc〜125ccの原付やバイクがおすすめです。
50cc原付やバイクは、二段階右折をする必要があるなどの交通ルールが車などと違い制限されます。
逆に125cc超のバイクは、事業用登録が必要です。
51cc〜125ccの原付やバイクは、出前館の配達をする上で非常に使いやすいわけです。
もし、バイクで悩んでいるなら51cc〜125ccの原付やバイクがおすすめ。また、自転車と比べてもスラスラと楽に配達ができるので稼ぎやすくなります。
事業用登録とは?
125cc超のバイクに必要だった事業用登録とは、営業目的で荷物や人を運ぶときに必要なものです。
タクシーやバスなどは人を運ぶため、ナンバープレートが緑色をしていますよね?
あの緑色のナンバープレートこそ、事業用登録をした車両です。
125cc超のバイクで商品を運ぶには、事業用登録が必要ですし、取得するのが面倒です。そのため、51cc〜125ccの原付やバイクがおすすめになります。
50cc原付・バイクの一例
出前館が運営する「仕入館」ではレンタルバイクも可能。
50ccのバイクなら保険など全てが付いてくるので、すぐに配達員を始めたい方におすすめです。
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出前館はバイクで稼働するためには保険加入が必須
出前館の配達員はどの車両でも保険への加入が必須になります。もちろんバイクでの配達も保険加入は義務。
出前館では任意保険の加入が義務ですが、事故を起こした場合の補償が何も無いわけではありません。
下記に記載した補償は、出前館に登録すると付帯されるものになります。
補償/見舞金内容 | 出前館からの補償 |
損害賠償責任補償 | なし |
医療見舞金 | 最大25万円 |
死亡見舞金 | 1,200万円 |
後遺障害見舞金 | 最大1,200万円 |
入院見舞金 | 7,500円/日 |
ただし、「損害賠償責任補償」が「なし」と記載されている点にご注目ください。
「損害賠償責任補償」とは、事故を起こした際、相手の車や自転車、歩行者に怪我をさせてしまった際に支払われる補償を指します。
そのため、出前館が推奨している任意保険の内容は以下の3つ。
上記の条件を踏まえて、配達員向けの任意保険ランキングを決定しました。
バイクで出前館の配達員をすると報酬はいくらか
配達エリア | 基本報酬/1件 |
東京都 | 600円(税込) |
神奈川県 | 600円(税込) |
千葉県 | 600円(税込) |
埼玉県 | 600円(税込) |
沖縄県 | 550円(税込) |
上記以外の都道府県 | 550円(税込) |
バイクで出前館の配達をしても自転車で配達をしても、1件の報酬は変わりません。
東京都だと1件あたり600円が最低報酬になります。
しかし、出前館では距離に応じて報酬が変わるので、遠くの注文者へ配達をした場合に報酬が高くなります。
配達エリア | 1km未満 | 1km〜2km | 2km〜3km | 3km以上 |
東京都 | 600円 | 660円 | 750円 | 870円 |
神奈川県 | 600円 | 660円 | 750円 | 870円 |
千葉県 | 600円 | 660円 | 750円 | 870円 |
埼玉県 | 600円 | 660円 | 750円 | 870円 |
沖縄県 | 550円 | 600円 | 660円 | 770円 |
上記以外の都道府県 | 550円 | 600円 | 660円 | 770円 |
このように3km以上の距離を運べば報酬も高くなります。
また、自転車で配達している人は2km以上の配達をできればしたくありません。
自転車と違い体力を使わないバイクは、遠くに届けるのに向いているとも言えます。また、遠くても届けるのが早いため1時間に3件届けられることも珍しくないでしょう。
1件750円の配達を1時間で3件できたら、1時間で2,250円になります。8時間で18,000円なのでかなり稼げると言えるでしょう。
バイクで出前館配達員をすると時給いくらか
東京で1時間に2〜3件の配達ができると仮定したときの時給は、1,200円〜2,610円くらいでしょう。
バイクなら遠くの場所へも届けやすいので、2km以上に2件配達すると時給1,500円ほどになります。
何より自転車よりも配達距離を気にしなくて良いので、早押しに負ける心配も少ないです。なるべく遠くに多く届けることができれば、時給をもっと伸ばすことができるでしょう。
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出前館業務委託配達員が「バイク」で稼働する3つのメリット
メリット1.自転車よりも稼げる
バイクで配達するメリットは、自転車よりも稼げる点。
- 自転車よりも遠くへの配達が素早くできる
- ダブル、トリプルの配達がやりやすい
自転車よりも遠距離の配達がとにかく素早くできますし、何よりも楽です。
出前館では遠距離の配達ほど、報酬が高くなるためバイクの方が稼げます。
また、ダブルやトリプルの配達もやりやすいのがバイクのメリット。複数の商品を同時に運びやすいため1時間に4件、5件と商品を配達できる可能性があります。
時給3,000円以上も夢ではありません。とにかく稼ぎたい人はバイクでの配達をおすすめしますよ。
メリット2.長時間の配達も疲れない
自転車とは違うメリットの1つが、長時間配達しても疲れないこと。
バイクにまたがってスロットルをひねるだけで勝手にバイクは動き出します。
自転車のように長時間漕ぐ必要がありません。また、自転車では坂道などで体力を削られますが、バイクはその心配もありませんね。
自転車よりもバイクの方が疲れないため、長時間の労働も可能になります。自転車よりも日給は高くなりますし、次の日もヘトヘトになっている心配もないでしょう。
メリット3.原付なら普通自動車免許で運転できる
50cc以下の原付でしたら、普通自動車免許でも運転ができます。
バイクの免許は持っていなくても、普通自動車免許を持ってる方は多いと思います。
出前館の配達を楽に行いたい人で普通自動車免許を持っている人は、原付で配達をするのがおすすめです。
原付の配達でしたら、体力を使わないため週末の副業にも最適ですね。また、本業としてバリバリ働きたい人も体力を使わないので、疲労もあまり溜めずに仕事が進められるでしょう。
出前館業務委託配達員が「バイク」で稼働する3つのデメリット
デメリット1.維持費がかかる
バイクの大きなデメリットは、維持費がかかってしまうこと。
バイクの主な維持費としては、
- 税金
- 消耗品代
- 駐車場代
- 車検の費用
- 保険の費用
- ガソリン代
などがかかります。
そのため、自転車よりも稼げたとしてもガソリン代や駐車場代などを引いたら、自転車の方が利益は高いこともあります。
また、50cc以下のバイクと125ccのバイクでも維持費は変わってくるので、バイクで配達をしたい場合はよく考えてから行うようにしましょう。
デメリット2.初期費用がかかる
現状バイクを持っていない人が新しくバイクを購入すると、初期費用がかかります。
50cc以下の原付を新車で購入すると、20万円くらいでしょうか。
もちろん、新車で購入する人の方が少ないので10万円以下で買えますが、それでも初期費用はかなりかかると言えますね。
バイクや原付を持っていない人は、新しく購入するのはあまりおすすめできません。
まずは、バイクのレンタルサービスなどを利用するのが良いでしょう。
出前館でも仕入館というサービスを展開していて、原付の貸し出しをしています。ここでバイクのレンタルサービスを利用してから購入することを検討しましょう。
デメリット3.大事故の可能性や交通ルールの把握
普段から原付やバイクを運転している人は、交通ルールをしっかり把握していますし運転に慣れている人が多いでしょう。
しかし、普段から原付やバイクを運転しない人にとっては、運転そのものが怖いはずです。
さらに、車や自転車すら運転しない人が公道で運転するのはもっと怖いですよね。
このような方は、出前館の配達を行う前に運転の練習をしましょう。配達中は運転以外にも気にかけることがたくさん出てきますので、まずは運転そのものに慣れることが大切です。
出前館業務委託配達員の「バイク」の登録方法
登録方法と始め方の流れ
- 配達員の登録説明会に公式サイトから応募する
- 登録に必要な個人情報を入力する
- 必要書類をアップロードして本登録を行う
- 事前研修動画の視聴と理解度チェックテストを受講する
- アプリのログインIDとパスワードを受け取る
- 配達業務をスタート
出前館でバイクや原付を使いたい場合は、必要書類をアップロードするときに、まとめて必要書類の提出が必要です。
書類だけしっかりまとまっていれば、そこまで難しくなく登録できます。もちろん、保険証書などを提出する必要があるので、前もって揃えておきましょう。