- 「Uber Eatsの配達員はもう稼げない」
- 「ウーバーイーツはオワコンだね」
Uber Eatsの配達員をしていると、ネットでこのような発言が目につきます。そして、私も「昔に比べて稼げなくなった」と実感しています。
- しかし、なぜUber Eatsの配達員は稼ぎにくくなったのか?
この記事では、この1点のみを私なりに解説していきます。
Uber Eatsの報酬計算は非公開になっているので、私の推測で紹介していきます。
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オワコン?Uber Eats(ウーバーイーツ)の報酬がおかしいのは新料金体系が原因
「Uber Eatsの配達員はもう稼げない」と言われるようになったのは、2021年の5月に新料金体系が導入されてからです。
新料金体系は、上のように「予定配送料」と「チップ」の2つから構成されています。
予定配送料の中は、「配送料」と「プロモーション」の2つに分けられていて、さらに細分化されています。
Uber Eats配達員の稼ぎは、「配送料」と「プロモーション」の2つで決まります。ピーク帯に狙いを定めることでプロモーションの料金を上げることが、Uber Eatsで稼ぐ鉄則になっています。
ちなみに、チップではほとんど稼げません。
改悪1. 倍率計算の変更
以前の料金体系では、ブーストの倍率によって大きく稼ぎが変わっていました。
ただし、新料金体系になってからは、ブーストの倍率が高くても稼ぎにくくなっています。
それは、上記の倍率計算の変更が大きな要因です。
- 基本料金:150円
- 調整金額:200円
- ブースト:1.5倍
上の報酬額を旧料金体系と新料金体系で分けて計算すると、
- 以前:(150円+200円)×1.5倍=525円
- 現在:(150円×1.5倍)+200円=425円
同じ配達でも100円の差が出てしまいます。
10件の配達で1,000円の差が出てしまうので、時給計算したら大きく変わってきます。
改悪2.配達調整金額の導入
Uber Eatsの旧料金体系は、どのような計算によって報酬が決まっているか明確にされていましたが、新料金体系では配達調整金額のカラクリが明確化されていません。
完全なブラックボックスとなっていて、なぜその報酬になったのかがわからなくなっています。
配達調整金額とは、配達にかかる時間や距離に応じて報酬額を決めるものです。
そして「1件の配達に20分かかったから+80円」というような明確な基準がありません。
配達調整金額が導入されてから報酬金額が下がったため、どのような計算になっているのか気になる人が多い部分でもあります。
関連記事Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達調整金額とは?
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Uber Eats(ウーバーイーツ)で1件300円のスリコが多発
Uber Eatsではスリコという表現が用いられる場合があります。
スリコとは、スリーコインズの略で100円玉が3枚という意味です。
現状、1件の配達がちょうど300円になるという事例が発生しています。しかも、配達距離が1kmでも5kmでも一律300円です。この金額では時給1,000円を超えるのは不可能といえるでしょう。
理由としては、配達員の供給が多すぎるため1件の配達が300円になっているようです。
注文が少ない状態で配達員が多い場合は、1件の配達価値が下がってしまいますよね。その最低価格が300円というわけです。
スリコが続く場合は、注文が増えるピーク帯まで待つのが得策です。配達需要が増えればスリコは解除されます。